ブログ施策・SEO戦略記事

AIブログ・メディア運営施策|方向性・キーワードをClaude Codeで組み立てた実例

yoshi

ブログやオウンドメディアの運営を任されたものの、以下のように何から手をつければよいか分からず立ち止まっている方は多いのではないでしょうか。

  • メディアのコンセプトをどう決めればいいか分からない
  • カテゴリの分け方やキーワードの選び方に自信がない
  • ChatGPTで記事は書けるが、メディア全体の設計まで手が回らない

私は現役のWebライター&ブロガーとして100本以上の記事を執筆し、上位30以上のキーワードを獲得してきました。実はクロコライターというAIブログを立ち上げる際、メディアのコンセプト設計からカテゴリ構造、100本分のキーワード戦略までを、すべてClaude Codeと対話しながら組み立てました。

この記事ではクロコライターを実際に立ち上げた手順をベースに、AIブログ・オウンドメディア運営でClaude Codeに任せられる施策を実例で紹介します。記事を書く前の設計層に絞って解説するので、読み終えるころには自分のメディアでも応用できるイメージがつかめるはずです。

Claude Codeはたたき台を作る相棒として優秀で、メディア設計の作業時間を大幅に短縮できます。メディア設計の時間を短縮できる理由は、Claude Codeに自分の考えやペルソナ(理想の読者像を具体化したもの)を蓄積していくことが可能だからです。

Claude Codeが自分の分身となって考えてくれるため『自分らしさ』を反映した形でブログ・メディアの設計案が返ってくるようになります。

Claude Codeが担えるのは「記事を書くこと」だけじゃない

メディア設計でClaude Codeが担う5工程の全体像

メディア設計レベルでもClaude Codeが活用できることと、あくまでたたき台として使う考え方について、以下の項目に分けて解説します。

  • 運営施策でClaude Codeが担える工程の全体像
  • Claude Codeはあくまで設計のたたき台。最後に魅力的なメディアにするのは人間
  • 個人ブログでも企業のオウンドメディアでも同じやり方で使える

運営施策でClaude Codeが担える工程の全体像

Claude Codeは記事やプログラムを書くツールというイメージが先行しがちですが、実はメディアを立ち上げる前段階の設計でも力を発揮します。私がクロコライター立ち上げ時にClaude Codeへ任せた工程は、以下の5つです。

  • メディアのコンセプトと方向性の言語化
  • ペルソナと差別化ポジションの設計
  • サイト構造とカテゴリの設計
  • 100本単位のキーワード戦略
  • E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性のSEO評価軸)方針と公開後改善の運営ルール

上記5つの工程は、いずれも記事を書くよりも前にやっておくべきブログ・メディア設計の話です。Claude Codeが得意なのは大量の情報を踏まえてたたき台を出すことなので、ゼロから自分で考えて手書きでまとめるよりも、対話しながら詰めていく方が圧倒的に早く形になります

Claude Codeはあくまで設計のたたき台|最後に魅力的なメディアにするのは人間

カフェでAI生成の下書きを編集しているWebライター

Claude Codeに全部任せてもメディアは立ち上がりません。Claude Codeだけに頼ると魅力的なメディアにならないという点は、私がクロコライターを実装してきた中でもっとも痛感している部分になります。

Claude Codeに任せきると魅力的にならない理由は、AIが出してくる案は『世間一般的に良いとされている答えらしきもの』だからです。検索上位にあるメディア構造を踏まえた、無難で破綻のない設計案が返ってくる傾向にあります。

ただし破綻のない案がそのまま魅力的な案になるとは限らない、というのが私の実感です。読者の心をつかむのは、以下のような平均から外れた要素だと感じています。

  • 運営者本人の経験
  • 偏った価値観
  • 狭くて深い関心事

私はClaude Codeが出してきた案を読んで、いつも「ここは違う」「自分ならこの角度では書きたくない」と感じる部分を上書きしてきました。最後に魅力を吹き込むのは人間の判断・経験・個性だと割り切って使う姿勢が必要です。

谷口テツ
谷口テツ

私はClaude Codeを「優秀な新人スタッフ」だと思って付き合っています。逆に最初から完璧な答えを期待すると、便利さに振り回されて自分の軸を失いがちです。

個人ブログでも企業のオウンドメディアでも同じやり方で使える

メディア設計でClaude Codeを使う考え方は、個人ブログと企業のオウンドメディアのどちらでも応用が効きます。私のクロコライターは個人ブログですが、本記事の対象者は企業でオウンドメディアを担当しているSEO担当者・新人社員の方も含まれています。

個人ブログと企業メディアでは、運営者の体制も予算も違います。体制や予算が違っても「メディアの方向性を決める」「カテゴリを設計する」「キーワード戦略を作る」という3つの工程は共通しています。

Claude Codeが担えるのも、メディア設計3工程(方向性・カテゴリ・キーワード戦略)の上流部分です。企業の担当者が新規メディアを立ち上げる場面でも、Claude Codeに自社の事業情報・ターゲット顧客像を渡せば、たたき台がすぐに出てきます。あとは社内の知見と照らし合わせて、人間が個性と強みを上書きすればよい流れになります。

施策①メディアのコンセプトと方向性をClaude Codeと対話して決めた

ペルソナ設計の対話フロー図

クロコライターのコンセプト設計でClaude Codeをどう使ったかについて、以下の3つを解説します。

  • ペルソナと差別化ポジションをClaude Codeとの対話で決めた手順
  • やり取りをナレッジとして残すと、自分でも気づかない個性がメディアに宿る
  • 「書かないこと」まで決めてブレを防いだ

ペルソナと差別化ポジションをClaude Codeとの対話で決めた手順

クロコライターのペルソナと差別化ポジションは、Claude Codeとの対話を3〜4往復繰り返して固めていきました。最初に渡した情報は私自身のプロフィール、運営したいテーマ、競合になりそうなメディアの傾向の3点だけです。Claude Codeとの対話の流れは以下のとおりです。

  1. 私の前職・現職・実績をClaude Codeに伝え、ペルソナ候補を3パターン出してもらう
  2. 出てきた3パターンの中から『私の経験が一番生きそうな読者像』を選び、年齢・職業・悩みをさらに具体化させる
  3. 競合メディアと比べて私が勝てる切り口を、Claude Codeに3つ挙げてもらう
  4. 切り口の中で『私が本当に書きたいこと』と一致するものを採用する

Claude Codeが案を複数出してくれたおかげで、自分1人で考えるよりも候補比較がスムーズになり、決断のスピードが上がっています。

やり取りをナレッジとして残すと、自分でも気づかない個性がメディアに宿る

自宅でナレッジを積み上げているWebライター

Claude Codeとのやり取りで一番の発見は、ナレッジを蓄積していくと自分でも言語化できていなかった個性がメディアに反映されてくる点でした。クロコライターではプロジェクトのルートにCLAUDE.md(Claude Codeへの指示ルールを書く設定ファイル)を置き、以下を少しずつ書き足しています。

  • メディアの方針
  • 想定読者
  • 書かないジャンル
  • 自分のスタンス

CLAUDE.mdに自分の考えを蓄積していくと、Claude Codeが出してくる案に「自分らしさ」が乗り始めます

例えば私が「現役Webライターの目線で書きたい」「上から教える姿勢にしたくない」とCLAUDE.mdに記載しておくとします。すると、新しい記事の構成案や見出し案にもライター同士で知見を持ち寄るような口調が反映される仕組みです。自分では明確に言葉にしていなかった姿勢を、Claude Codeが拾い上げて全体に伝播させてくれます。

企業のオウンドメディアでも同じ仕組みが使えます。社内の編集方針・NGトピック・ブランドトーンをCLAUDE.mdに蓄積しておくと、Claude Codeが出してくるたたき台に自社のトーンが乗ってきます。属人化しがちなメディアの『らしさ』を、ファイルとして残せる点が、Claude Codeの大きなメリットです。

谷口テツ
谷口テツ

私は記事執筆中に「ここはルール化しておこう」と感じた瞬間にCLAUDE.mdへ書き足しています。やり取りの中で見つかる暗黙知を、その場で形式知に変えていくイメージです。

「書かないこと」まで決めてブレを防いだ

メディアのブレを防ぐために、私はクロコライターで「書かないこと」を明確に決めました。Claude Codeに依頼するとき、書かないテーマが言語化されているとたたき台が一気にシャープになります。クロコライターで明確にNGとしたテーマは以下のとおりです。

  • Claude Codeのインストール方法・設定の基礎解説
  • 一般論としての生成AI入門
  • エンジニア向けの開発Tips
  • メディア運営の理論的な話だけで実例を伴わないもの

NG指定をCLAUDE.mdに書いてからは、Claude Codeが提案してくる構成案や記事候補に余計なテーマが混ざらなくなりました

私はClaude Codeのインフルエンサーではなく現役プロWebライター。Webライターの仕事でClaude Codeをどう生かすかという軸からブレないように、最初に書かないことを決めたことで、記事の最終チェックが楽になっています。

企業のオウンドメディアでも、競合と同じ土俵に立たないために「自社で書かないテーマ」を決めておく価値は大きいです。Claude Codeにも人間にも、書かないことが共有されていれば、メディア全体の方向性が揃います

施策②サイト構造とカテゴリ設計もClaude Codeで組み立てた

ピラー+クラスター構造の内部リンク設計図

クロコライターのサイト構造を組み立てた実例について、以下の2つを解説します。

  • ピラー+クラスター構造の設計手順
  • カテゴリ名・URL構造・内部リンク設計まで一括で決めた方法

ピラー+クラスター構造の設計手順

クロコライターはピラー記事(関連トピックの中心となるまとめ記事)とクラスター記事(ピラー記事から枝分かれする詳細記事)の2層構造を採用しています。サイト構造の設計もClaude Codeとの対話で進めました

ピラー+クラスター構造の設計手順の進め方は以下のとおりです。

  • 想定読者と扱うテーマをClaude Codeに渡し、サイトを大きく分けるジャンル候補を5〜7個出させる
  • 候補からメディアの軸に合う5ジャンルを選び、それぞれの中にピラー記事と関連クラスター記事の構成案を作らせる
  • 出てきたピラー候補を読み、私の経験で深く書けるものに絞り込む
  • 各ピラー記事から枝分かれするクラスター記事を、想定読者の悩みベースで5〜10本ずつ設計する

最終的にクロコライターは5つのジャンルに整理されました。Claude Codeが最初に出してきた候補は7ジャンルあったのですが、私の専門性で勝負できる範囲に絞るために2つを削ります。Claude Codeはたたき台として広めに案を出してくれるので、人間が現実的な範囲へ絞り込む役割を果たすとちょうど良いバランスになります。

ピラー+クラスター構造を最初に作っておくメリットは、内部リンク設計が一気に楽になる点です。記事を1本書くたびに「どの記事につながるか」を考えなくて済むため、ブログ・メディア運営の負担が大きく減ります。

カテゴリ名・URL構造・内部リンク設計まで一括で決めた方法

サイト構造のたたき台が固まったら、カテゴリ名・URL構造・内部リンクの方針もClaude Codeに一括で出させました。複数の設計を一度にまとめて検討すると、それぞれの要素の整合性を保ちやすくなります

例えばクロコライターでは、ジャンルごとのフォルダ名・URLスラッグ・カテゴリ表示名の3つをClaude Codeに同時に提案させました。出てきた案の中で「カテゴリは読者目線でわかりやすく」「URLスラッグは英語で短く」「フォルダ名は管理しやすい日本語+英語」という方針を踏まえて選定しています。

内部リンクの方針も以下のように、同じ流れで決めました。

  • ピラー記事からクラスター記事への送客リンクは、各H2の終わりに置く
  • クラスター記事からピラー記事へ戻るリンクは、まとめパートに置く
  • 同じカテゴリ内のクラスター記事同士は、関連性の高いものだけリンクする

内部リンク配置の3つの方針は、Claude Codeが出してきた一般的なベストプラクティスを、私のクロコライター運用に合わせて少し調整したものです。Claude Codeが出してくる案はSEOの基礎を踏まえているので、自分でゼロから内部リンク設計を考えるよりもリスクが低くなります
» Claude Codeで内部リンクを自動挿入・管理

谷口テツ
谷口テツ

カテゴリ名やURLは後から変えにくい部分です。だからこそ最初の設計でClaude Codeに複数案を出させ、人間がしっかり選び抜く価値があります。

施策③キーワード戦略と100本の記事群をClaude Codeで設計した

keywords_master.csvで100本のキーワードを一括管理している画面

キーワード戦略の組み立てに使った実例について、以下の3つを解説します。

  • 100本分のキーワードをClaude Codeで一括洗い出した
  • 優先度・想定文字数・内部リンク先まで同時に設計した
  • キーワードマスターCSVにまとめてClaude Codeで参照できるようにした

100本分のキーワードをClaude Codeで一括洗い出した

クロコライターでは公開100本分のキーワードを、ブログ立ち上げ前にClaude Codeで一括洗い出しました。1本ずつキーワードを考えて記事を書き始めるやり方では、メディア全体のバランスが取りづらいからです。キーワードを洗い出しした流れは以下のとおりです。

  1. 5ジャンルそれぞれの想定読者と検索意図をClaude Codeに伝える
  2. 各ジャンルにつき20本前後のキーワード候補を出させる
  3. 出てきたキーワード候補を読み、自分が経験で書けるテーマだけに絞る
  4. 絞り込んだキーワードを5ジャンル合わせて100本前後にまとめる

Claude Codeが最初に出してきたキーワード候補は、ジャンルごとに30〜40本ありました。多めに出させてから人間が間引くやり方は、少なめに出させて足りない分を補う流れよりも、抜け漏れに気づきやすいメリットがあります。

キーワード候補を絞り込むときに私が重視したのは、自分の体験で深く書けるかどうかです。例えば『Claude Codeのインストール方法』というキーワードは検索ボリュームがあっても、私が現役Webライターとして独自に書ける内容が少ないため除外しました。

谷口テツ
谷口テツ

Claude Codeはたたき台を出してくれるだけで、最後に取捨選択するのは人間の経験と個性です。

優先度・想定文字数・内部リンク先まで同時に設計した

優先度順に記事を並び替えている場面

100本のキーワードを洗い出したあと、それぞれに対して優先度・想定文字数・内部リンク先までClaude Codeに同時設計させました。記事を書く順番と内部リンクの整合性を、最初の段階で固めるためです。キーワードの優先度の判定軸は以下のとおりです。

  • 検索ボリュームと競合の強さのバランス
  • 自分の経験で独自情報を盛り込みやすいか
  • ピラー記事として機能するか
  • クラスター記事として機能するか

4つの軸(検索ボリューム×競合・独自情報・記事種別)でClaude Codeに優先度を付けてもらい、最終的に私が並べ替えました。Claude Codeはバランスの良い順序を出してきますが、運営者として「この記事は早く出したい」という肌感覚は人間にしか分かりません。最後の調整は私が担当しています。

想定文字数もキーワードごとに事前に決めておきました。ピラー記事は8,000〜12,000字、クラスター記事は4,000〜5,000字を目安にしています。事前に文字数の幅を決めておくと、執筆時に「どこまで深掘りすればよいか」の判断がブレません。

内部リンク先も100本のキーワード全体を見渡して事前に設計しています。記事Aから記事Bへ、記事Bから記事Cへというリンクの流れを最初に決めておくと、執筆中に「どこにつなげるか」で迷わなくなります

キーワードマスターCSVにまとめてClaude Codeで参照できるようにした

100本分のキーワード・優先度・想定文字数・内部リンク先は、ひとつのCSVファイルにまとめてプロジェクトのフォルダに置きました。クロコライターではkeywords_master.csvという名前のファイルで運用しています。CSVに入れている項目は以下のとおりです。

  • キーワード(メインキーワード)
  • ジャンル(5ジャンルのどれに属するか)
  • 記事種別(ピラー記事かクラスター記事か)
  • 想定文字数
  • 優先度(高・中・低)
  • 内部リンク先候補
  • 公開ステータス(未着手・執筆中・公開済み)

CSV化のメリットは、新しい記事を書くときにClaude Codeへ「次に書く記事をkeywords_master.csvから提案して」と依頼するだけで、優先度の高いキーワードを返してくれる点です。私が毎回「次は何を書こう」と迷わずに済むので、運営の継続性が保てます

企業のオウンドメディアでも、キーワードマスターCSVをClaude Codeで参照できる形にしておくと、記事追加のスピードが上がります。記事追加のたびに編集会議でキーワードを決めるやり方よりも、事前設計したCSVを順番に消化していくやり方の方が、メディア全体の整合性も保ちやすいです。

谷口テツ
谷口テツ

keywords_master.csvは私の運営の柱です。CSVに書き込んだキーワードを順番に消化していくだけで、メディアの方向性がブレずに記事数が積み上がっていきます。

施策④E-E-A-Tと公開後の改善方針もClaude Codeで設計した

E-E-A-Tの4要素(経験・専門性・権威性・信頼性)の図解

ただただAIに記事を書かせるだけでは、内容が一般的になってしまい、読者のためになる記事にはなりません。メディアの信頼性と改善サイクルをClaude Codeで設計した実例について、以下の2つを解説します。

  • 著者権威性とE-E-A-T強化の設計方針
  • 公開後の改善サイクルの設計方針

著者権威性とE-E-A-T強化の設計方針

クロコライターでは著者権威性の強化方針も、Claude Codeとの対話で設計しました。E-E-A-Tの中でも特に経験(Experience)と専門性(Expertise)は、メディアの差別化に直結するからです。著者権威性とE-E-A-T強化のために設計した項目は以下のとおりです。

  • 著者ページに載せる経歴・実績の項目
  • 各記事に挿入する一次情報・体験談の出し方
  • 体験談ストックを溜めておく仕組み

Claude Codeに「現役Webライターの経験をE-E-A-Tの観点でどう示すべきか」と聞くと、著者ページのテンプレート案や体験談の挿入位置の方針をたたき台で出してくれました。たたき台をもとに、私の前職・現職・運営メディアという3層の経歴を著者ページに整理しています。

ただしE-E-A-Tの核心は本人の実体験であり、実体験の収集と執筆だけはClaude Codeに任せられない部分です。Claude Codeは過去の経験を埋め込めません。私が前職や現職で実際に経験したエピソード・失敗談・気づきは、自分で書き起こして体験談ストックという形でファイルに残しています。

記事を書くときにClaude Codeへ体験談ストックを参照させると、Claudeの方から「この記事には体験談②(駆け出しだからこそAIが必要だった)を入れると説得力が増します」と提案してくる仕組みです。

私のようにWebライター歴が浅いと、取材実績も受賞歴もなく、単純執筆の受注だけでは生き残れないのが正直なところです。AIに仕事を奪われるリスクを嘆くより、AIを使いこなして土俵を変える方が現実的だと判断し、Claude Codeを実務に導入しました。E-E-A-Tの「経験」を担保する一次情報は、業界歴に関係なく自分で蓄積していくしかありません。

企業のオウンドメディアでも、社内の担当者が現場で得た一次情報を体験談として溜めていく仕組みを作ると、E-E-A-T強化につながります。Claude Codeはあくまで設計と提案を担う相棒で、経験自体を生み出すのは人間です。

公開後の改善サイクルの設計方針

メディアは公開して終わりではなく、PDCA(計画・実行・検証・改善の改善サイクル)を回し続けることで成長します。クロコライターでは公開後の改善サイクルもClaude Codeと事前に設計しました。公開後の運用ルールは以下のとおりです。

  • サーチコンソールの確認頻度:月1回・記事ごとのクリック数と表示回数を見る
  • GA4の確認頻度:月1回・滞在時間と直帰率を見る
  • リライト判断の基準:公開3か月後に表示回数が伸びていないキーワードは見直し
  • 記事追加の頻度:週1〜2本・keywords_master.csvの優先度高から消化

リライト・記事追加・確認頻度といった運営の判断基準を、あらかじめ言語化しておくと、毎月の運営判断を機械的に進められます。私は基本的に1人で運営しているため、判断に迷う時間を減らすこと自体が継続性につながる重要な要素となっています。
» Claude Codeでサーチコンソールの改善を回した実例

運営の継続性を左右するリライト判断の基準こそ、核心といえる部分です。Claude Codeにサーチコンソールのデータを渡すと、以下のように改善方針を分けて提案してくれます。

コードさん
コードさん

キーワードAは表示回数が伸びていますがクリック率が低いのでタイトル改善が必要です。

キーワードBは表示回数自体が伸びていないので本文の検索意図ズレを疑うべきです。

たたき台として返ってきた方針を、私が実際の記事を読んで人間の判断で取捨選択する流れです。

谷口テツ
谷口テツ

PDCAの設計までClaude Codeとやっておくと、運営の精神的な負担がぐっと下がります。「どの記事をリライトすべきか」を毎月悩まずに済むだけで、執筆や新規記事に集中できる時間が増えます。

まとめ|Claude Codeはメディア運営の味方!魅力的なメディアに育てるのは人間

メディア成長を確認して満足しているWebライター

本記事ではクロコライターの立ち上げ・運営で実際に使ったClaude Code活用の実例として、以下4つの施策を解説しました。

  • メディアのコンセプト設計
  • サイト構造
  • キーワード戦略
  • E-E-A-T方針
  • 公開後の改善サイクル

Claude Codeはメディア運営の上流工程を一気に短縮してくれる相棒です。一方で、Claude Codeに全部任せても魅力的なメディアは作れません。出すのはあくまで平均的なたたき台であり、最後に魅力を吹き込むのは運営者本人の経験・偏った価値観・狭くて深い関心事です。

Claude Codeでメディアを育てるうえで特に大事なのは、CLAUDE.mdや会話履歴に自分の考えを蓄積していくことです。やり取りをナレッジとして残していくと、自分でも気づかなかった個性がメディアに反映されてきます。属人化しがちなメディアの『らしさ』を、ファイルとして溜めていける点は、Claude Codeを使う上で最大のメリットだと私は感じています。

私自身は工場勤務からの転身で業界歴は数年ですが、Webライター一本で生活を続けられているのは、AIを使って執筆以外の価値も提供できるようになったからだと思っています。同じように、ブログ運営を任されたWebライターや企業のSEO担当者・新人社員が、メディア設計の段階からClaude Codeを使えば、運営の負担を大きく減らせるはずです。

なお、本記事ではメディア設計の話に絞って解説しましたが、記事の量産フローについては別記事でまとめています。
» AIブログを回す自動化ワークフローの実例はこちら

本記事で紹介してきたのはあくまで私のやり方です。AIブログ・オウンドメディア運営でClaude Codeを活用する方法は、運営者ごとに違いますし、もっと良い方法を実践している方も多いはずです。改善提案や別の運用パターンがあれば、コメント欄やXのリプライでぜひ教えてください。

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谷口テツ
谷口テツ
Webライター・マーケター
工場作業員20年からWebライターに転身した男。Claude Codeを使いこなし「AIに代替される」と言われているWebライターでも食べていけるスキルを身に付けている。ライター仲間が減るのも悲しいので、Claude Codeの活用方法を発信している。

※この記事は大半をClaude Code(Anthropic社のAI開発ツール)で執筆し、最後に現役Webライターである筆者が微調整しています。記載している内容は筆者自身が実際に運用している事例で、すべて事実確認済みです。
※ 本記事のツール料金・機能は執筆時点の情報です。AIツールやMCP連携は仕様変更が早いため、導入前に各サービスの公式料金・利用規約・セキュリティ要件を必ず確認してください。また、本記事で紹介する自動化は私個人の運用例であり、すべての環境で同じ結果を保証するものではありません。

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